written by Kamapote
鎌倉大町の夏祭り八雲神社例大祭。お神輿が7月7日に出るというので、見に行ってきました。
このお祭りは、大町まつりとも鎌倉祇園まつりとも呼ばれています。

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鎌倉駅の東側、大町のあたりは、鎌倉時代の主要道路であった小町大路と大町大路の交わるところ。
近隣には安養院や安国論寺など鎌倉時代からのお寺もたくさんあるのですが、八雲神社はそれよりもっと前、平安時代からの歴史を持つ神社です。

大町は鎌倉駅からは800mくらいの場所なので、歩いて行くことができます。

お神輿は昼と夜の二回見られますが、昼のお渡りと夜の神輿ぶりでは、まったく風情が異なっています。




神幸祭(お渡り)

昼の神幸祭(お渡り)では、お神輿はお囃子や宮司、賽銭箱などとともに行列で町を練り歩きます。担ぎ手は白装束で黒烏帽子の神官の服装で、ゆっくりと唄うような掛け声をかけています。

先頭の天狗の面は猿田彦といわれる神様です。
猿田彦は、鎌倉 坂の下の御霊神社で秋に行われる面掛行列や、江の島・腰越の夏祭り 天王祭でも、先導役として見る事ができます。
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お渡りの道中で、まだ小さい赤ちゃんを抱いたお母さんたちが神輿の下をくぐっていました。こうすると子供が健康に育つという言い伝えがあるそうです。地元に密着したお祭りという感じがしますね。
お渡りのお神輿は午後1時から5時頃まで町を練り歩きます。

神輿ぶり

夜7時頃には、神輿には提灯がともされ、「神輿ぶり」が行われます。場所は大町四ツ角付近で、始まる頃にはだいぶ観客が増えてきます。
ここでは昼間とは違って半纏姿の担ぎ手が「ヨイサーヨイサー」と掛け声も威勢よく練り歩きます。
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宵闇の中で四社の神輿が横一列に並びながら回転するさまは壮観。提灯を灯した神輿というよりも、提灯の壁が迫って来るという感じですね。
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四社の神輿が揃うこの四社付けは一晩に三回行われます。

神輿の合間に八雲神社の境内のほうへも足を向けてみますと、こちらも暗い中に屋台と提灯の明かりが灯っていました。

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八雲神社は境内はこじんまりとしていて、屋台の数も多くはありませんが、混み合っています。綿あめやスーパーボールすくい、金魚すくいなど、子供向けの屋台がほとんどで、お客さんも子供を連れた家族連れが多いようです。IMG_6620

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活気がありながらも、どこか鄙びたような、懐かしい味わいのあるお祭りでした。

神輿ぶりはのお囃子はまだ響いていましたが、屋台をしばらく冷やかしてから雑踏を後にしました。