written by Kamapote
腰越 小動神社の天王祭は、例年7月第1日曜日から第2日曜日の開催です。
最終日は行合祭。龍口寺前で江の島八坂神社から来た神輿が小動神社の神輿と行合い、二基の神輿が江ノ電の電車通りを練り歩きます。
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また 通りにには須佐之男命などの人形の乗った山車も並び、江ノ電がその前を通り過ぎていきます。

今年の天王祭最終日は7月8日。天気は晴れ。腰越へ行合祭を見に行ってきました。
このお祭、八坂神社では神幸祭とも呼ばれていますが、もともと小動神社に祀られていた須佐之男命の神像が津波で流されていたものを、江の島の漁師が引き上げて八坂神社にお祀りしたという伝承にもとづいた、神様の里帰りのお祭りなのだそうです。

行合祭は8日の朝から江の島八坂神社で始まって、海上渡御を終えた神輿が江の島から龍口寺にやって来るのは午後2時頃。正午に私が龍口寺前にきて見ると、すでに通りには須佐之男命などの、見事な山車が出ていました。
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山車の前を江ノ電が通りすぎます
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神輿の行合が行われるのは、龍口寺前から腰越駅前を通ってぎて小動交差点までの通りです。

この辺りは古東海道の宿場町の雰囲気を残した古い通りで、さらに江ノ電が路面電車となって道を走っている区間である事が 街に趣きを添えています。IMG_6652

龍口寺前へのアクセス


電車で龍口寺前に行くには、小田急江ノ島線の片瀬江ノ島駅か、江ノ電江ノ島駅、或いは湘南モノレールの湘南江の島駅で降りるのが便利です。

でも江ノ電はお神輿が通りを往復する時間帯には運転見合わせになるので注意が必要ですね。停止時間は午後2時10分から45分までと、4時10分から5時まで。区間は江ノ島-稲村ヶ崎間になります。
お祭りのために公共交通機関を止めてしまうというのも驚きですね。

行合祭 龍口寺前から小動神社まで

2時になるとお囃子の音が聞こえてきました。
天狗の面をかぶった猿田彦という神様が、お神輿を先導しています。

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続いてお神輿がやってきました。朱色の綱が八坂神社の神輿、紫の綱が小動神社の神輿です。
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「ドッコイドッコイ ドッコイソーリャ 」という掛け声をかけ、タンスと呼ばれる金具をカツ、カツと神輿に打ち付けて拍子を取りながら通りを練り歩いて行きます。時折掛け声にかわって神輿甚句という唄が唄われます。

こういった神輿のスタイルを、どっこい神輿とかどっこい担ぎとか言うのだそうです。湘南地方でよく見られます。材木座の五所神社の例大祭や、長谷の甘縄神社の例大祭でも、このような神輿が見たことがあります。
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お囃子は生演奏。演奏には子供達も参加していますが、結構上手です。きっとかなり練習したのだろうと思います。

ここのお祭りの参加者を見ると、担ぎ手もお囃子もその他の従者も、若者が多いようです。そして参加者の総数も多いですね。地元の若者の参加率は高そうです。

行列には賽銭箱を担いだ従者もいて、お賽銭をした人は、榊と麦の粒をもらえます。周りの人を見ると麦をたべているようなので、私もいただきました。

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神輿は腰越駅前を越えて進んでいきます。このあたりには屋台もたくさん出ていますね。

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国道134号の小動交差点まで来ました。向こうに海が見えます。ここで神輿はUターン。

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小動神社前まで戻って、ここで一旦一本締め。この後 着御祭。担ぎ手さん達は休憩です。
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神社の手水の使い方の、丁寧な説明。
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こちらは小動神社の境内。なぜか狛犬がほおかむりしています。
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小動神社から再び龍口寺まで

午後4時すぎになると、再びお神輿が小動神社を出発。来た通りを戻っていきます。

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龍口寺の前まで戻ってきました、二基のお神輿の行合はここで終了です。
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この後、八坂神社のお神輿は江の島へ、小動神社のお神輿は小動へと、それぞれ帰っていきました。
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時刻は午後5時。みなさんお疲れ様でした。
お祭りを支える地元の方々の熱気を感じるお祭りでした。来年は江の島の方の 海上渡御も見に行ってみたいと思います。