written by Kamapote
毎年海の日に 鎌倉 石上神社例祭が行われます。神輿が船に乗って沖に出て行く海上渡御と 御供流しが執り行われる 珍しいお祭りです

場所 - 御霊神社(権五郎神社)


石上神社は 坂ノ下 御霊神社の境内社なので、
お祭りは 御霊神社の境内で始まります。
御霊神社は江ノ電長谷駅、あるいは長谷観音バス停から歩いて5分くらいの所です。
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海上渡御は坂ノ下の海岸へ移動して行われます。
神輿に伴った泳ぎ手が、海上で御供と呼ばれる赤飯を流すので、お祭りは御供流しとも呼ばれています。
下の写真で参加者が手に持つ丸いものが御供です。
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(TVの取材のようですね)

今年の海の日は7月16日、天気は晴れ。ビーチサンダルを履いて坂ノ下に向かいました。



石上神社と御供流しの由来


石上神社に祀られている御神体「石上様」は、元々は海中にあった岩だということです。満潮時はこの岩は暗礁となり、衝突事故で 多くの命が奪われたので、岩を陸に引き上げ、海神の怒りを解くために御霊神社の境内に祀ったのが石上神社の由来です。
そのため御供流しは、今でもその岩があった場所まで泳いで行って執り行われるのだそうです。

例祭の始まり

午後1時に、宮司さんが祝詞ををあげるところから例祭が始まります。鈴を鳴らし、お神楽を舞いながら祈祷をします。
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境内での儀式を終えると、浴衣姿の担ぎ手さんがお神輿を担ぎ、一行は 坂ノ下海岸へと向かいます。IMG_6804

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路地の向こうに海が見えてきました。神輿は国道134号線を渡って浜に出ます。

海上渡御と御供流し

海岸で再び祝詞を上げた後、海上渡御が始まります。こちらのお祭りでは、神輿は船に乗って渡御します。


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宮司さんは背負われて船に乗り込み、ライフジャケットを身に付けます。別の船にのるお囃子の皆さんもライフジャケット着用です。
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一行はお囃子の音と共に沖へ向かって行きます。御供を持った泳ぎ手さんも同行しています。
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この先がお祭りのクライマックス!のはずですが残念ながら海岸からその様子を拝むことは出来ません。お囃子の音を聞きながら、海上遠くに浮かぶ船を眺めます。

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船は、海へ出てから40分ほどで、再び戻ってきました。御供流しの泳ぎ手さんはもちろんのこと、宮司さんやお囃子さんにとっても、暑い中で結構ハードなお祭りですね。お疲れ様です。

御霊神社と言えば、秋の例祭には県の無形文化財、面掛行列も催されます。こちらもいずれ紹介したいと思います。

では、また。