written by Kamapote
江ノ電和田塚駅すぐ傍にある甘味屋さん「無心庵」を知ったのは、吉田秋生のコミック「海街diary」を読んだからでした。

四姉妹の長女で看護士の幸は、不倫相手の医師と別れたばかり。
同じ病院の、彼女に好意を抱く理学療法士 泰之は、甘味を食べに行きませんか、と彼女を誘う。

IMG_5418
「いい店見つけたんです。入り口が江ノ電の線路の前にあるんですよ!」と興奮気味の泰之。
「ああ そうなんですか」と言いながらも内心「それは鎌倉の超有名店では?」と呟く鎌倉育ちの幸。
そして幸は徐々に泰之に心を開いていく...

是枝裕和監督の同名映画の中では描かれることのなかった幸と泰之の交流。その一場面となったこの店にいつか行ってみたいと思っていました。

奥さんと共に訪ねてみると、お店はまさに線路ぎわ。
LRG_DSC00048

IMG_5438
行き交う江ノ電と綺麗に整えられたお庭。

行列ができる人気店だと聞いていましたが、今日は午後から雨の予報のためか お客はまばらです。おかげで窓ぎわの特等席に座ることができました。

奥さんのご注文はクリーム豆かん。私も少しつまみましたが、豆の味を生かした優しい甘さでした。
LRG_DSC00024

私は冷やし汁粉。夏季メニューのようです。こしあんでトロッとしていますが、冷やしなのでさっぱり味。きゃらぶきの塩味がアクセント。
LRG_DSC00027

ふと上を見上げると、電線の上を走るリス!

IMG_5421


鎌倉はリスが多いですね。鶴岡八幡宮などでも時折見かけます。

雨が木の葉を叩く音が聞こえて来ました。

そろそろ席を立とうとすると、
店員さんが「お客様、背がお高いので、上にご注意下さい。」と声をかけてくれました。
そうそう、こういう古民家って、鴨居が低いからよく頭をぶつけてしまうんですよね。
ご親切にどうも。次回は気をつけます...
無心庵
〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜3丁目2−13